アンドレ・ブルトン(Andre Breton 1896年-1966年)フランス・ノルマンディ出身の芸術家。詩人、文学者。シュルレアリスムの創始者。
医学を学ぶが戦争で中断。終戦後、ダダに参加。1920年代にダダと決別し、1924年「シュルレアリスム宣言」により、シュルレアリスムを創始、ジャック・ヴァシェの「戦時の手紙」を出版。「シュルレアリスム革命」の編集長となる。第二次世界大戦中は、アメリカ合衆国・ニューヨークに亡命。戦後はフランスに戻った。「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」「ナジャ」「狂気の愛」「磁場」(スーポーとの共作)などが知られている。
ブルトンの晩年の魔術と芸術に関する論文が、引用文献、解説、参考文献目録を備えて初めて英語で出版されました。
「Magic Art」とは何か?1953年にシュルレアリスムの創始者アンドレ・ブルトンは、フランスの出版社からこの問いへの回答を調査するよう依頼を受けました。ブルトンの分析は、広範かつ示唆に富んでいます。ブルトンは、魔術と芸術に関する文献のレビューからスタートし、ノヴァーリスとボードレールを引用したのち、スペインとフランスの先史時代の岩絵、太平洋岸北西部の先住民族の芸術、中世の魔術のグリモワールと錬金術の象徴主義、そして、ヒエロムス・ボス、アントワーヌ・カロン、パオロ・ウッチェロ、ギュスターブ・モロー、ポール・ゴーギャン、そしてシュルレアリストらの作品を考察します。
これらをはじめとする多様な資料を通して、他者性へのわたしたちの永遠の魅惑の根底にある謎をめぐり、シュルレアリスムを芸術そのものから始まった魔術的感性の継承者として、位置付けようと試みています。
1957年に「L’Art Magique」の初版が刊行されたこの重要な書籍が、今回初めて英語版で刊行されました。書籍は、原著原稿の注釈に基づき、ブルトンが意図した図象的な内容を提示するとともに、300以上の新たな引用とブルトン自身の蔵書に所蔵されている資料を重視した包括的な参考文献を収録しています。
出版社: Fulgur Press
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
サイズ: 31.6 x 24.7cm
ページ数: 320ページ
状態: 新刊
その他: カラー図版152点、白黒図版50点
刊行年: 2024年
ISBN: 9781399971188