エーテル・アドナン【Etel Adnan】

エテル・アドナン(Etel Adnan 1925年 - 2021年)レバノン・ベイルート(フランス統治下の時代)出身の学者/
芸術家。1960年代初頭より、絵画制作を始めた。母国レバノンや第二の故郷カリフォルニアの海、山、空など自然を残像のように抽象的に描く。「フランス語」を用いて、詩を書くことへの政治的意味に抵抗を感じ、詩を書くことから絵画へと転向し、ほとんど独学にて絵画を制作する。蛇腹式のアーティストブックなどの制作も知られている。レバノンとフランスにて哲学を学び学位を取得。1955年にアメリカに移住し、バークレー大学とハーバード大学に進学。1958年から1972年にかけては、米国の大学にて教鞭を執った。1977年にカリフォルニアに移住し、サウサリートを故郷として、フランスにも頻繁に滞在した。

本書は、2024年2月1日から6月30日に、サウジアラビアのIthra Museum, Dhahran, Saudi Arabiaにて開催の展覧会を機に刊行されました。
詩人、画家、哲学者であったエテル・アドナンの人生と作品は、アラブ文化と西洋文化の深く活気に満ちた交流によって形作られました。
2024年、ダーランのKing Abdulaziz Center for World Cultureは、サウジアラビアで初めてとなるアドナンの大規模な展覧会を開催しました、現代アメリカ・アラブ文学と視覚芸術において最も重要な芸術家の一人であるアドナンに捧げた展覧会です。
レバノン、フランス・カリフォルニアを行き来しながら、メキシコや北アメリカの旅の影響を受けてきたアドナン作品は、文学的な表現と視覚表現の両方において、様々なメディアや言語への開放性が特徴です。
アルジェリア独立戦争の中、アルジェリアへの連帯を示すためにフランス語で執筆を続けることを拒否した彼女は、鮮やかな色彩を普遍的な言語として用い、絵画制作を始めました。また、それと並行して代表的な画材となったのは「レポレロ」です。ポケットサイズの本は、数メートルにも及ぶ詩と絵画の豪華な挿絵が織りなすタペストリーへと展開します。
本書は、アドナンの作品の豊かさと多様性を強調するあらゆる時代の多数の作品を掲載し、新たな視点を提示しています。また、彼女の作品をより深く理解するために不可欠な様々なテーマを探求しています。そして包括的な年表は、本書の内容をさらに豊かにしアラビア語の参考資料としても役立てていただけます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  28 x 21 cm
状態:   新品
ページ数: 144ページ
その他:  図版80点
刊行年:  2026年
ISBN:   9783775756600

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