【Murano Glass and Venice Biennale】

歴史あるガラス製造センターが、世界最高の美術展に出展されるようになった経緯を紹介する一冊。

世界で最も権威のある美術展で、Murano glass (ムラーノガラス)の存在に焦点を当てたイタリアの出版社Skiraの「Le Stanze del Vetro」シリーズ。この書籍では、名高い美術館や個人のコレクションから厳選した135点の作品を通じて、1912年から1930年(第10回から第17回のヴェネチアビエンナーレ)の期間を検証しています。
この期間に、ムラーノガラスは徐々にビエンナーレの会場に登場していきました。1932年になって、ようやくガラスと応用芸術が、ジャルディーニに専用の会場を持つようになりました。初期の出展者の中には、ジャコモ・カッペリン、パオロ・ベニーニ、ヴェトレリア・アルティカ・ヴァロヴィエールなどの伝説的な製造者がいました。
本書では、当時の写真、ドローイング、記録資料を用いて、いわゆるマイナーアートがメジャーアートの世界に参入し、ムラーノの前衛的な作品の芸術的な価値を正式に讃えた時期に制作された、展示に値する最も優れた工芸作品を紹介しています。


出版社:  Skira
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 450ページ
サイズ:  30 x 28 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版600点
刊行年:  2024年
ISBN:   9788857252049

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