【About Face - Contemporary Portrait Painting in Australia and New Zealand】

「肖像画は、物理的なものと無形なものを、絵画の物質性に錬金術で結びつけたようなものです」
- イヴェット・コッパースミス

約2世紀前にカメラが登場して以来、肖像画はもはや「正確に似せる」という義務は無くなりました。
シュルレアリスト的な描写から抽象的な解釈まで、現代の芸術家は、伝統的な肖像画の慣習を捨て、さまざまなスタイルを試し、被写体の個性や性格を伝えています。

芸術家とその作品のダイナミックな性質は、文化、社会、創造的な実践の進化を伝えています。画家たちは、肖像画を用いて、物語を伝え、社会、政治、環境問題を扱い、人言の経験の複雑ささえも喚起します。中には、シンプルに人間の顔に魅了されている場合もあります。
芸術家の主題が何であれ、肖像画作品は、常に物語を伝え、個人および集団のアイデンティティを探求する手段であったことは明確です。
この書籍では、キュレター/ベストセラー作家のアンバー・クレスウェル・ベルによる、現代の南半球の肖像画の活気ある調査がまとめられています。

出版社:  Thames and Hudson
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 272ページ
サイズ:  29 x 23 cm
状態:   新刊
その他:  図版213点
刊行年:  2025年
ISBN:   9781760763992

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